ヤマイママとマメ3つ

子宮頸がん・全前置胎盤・アレルギーなど数多くのヤマイと戦うヤマイママと家族の記録

ヤマイママとマメ3つ

子宮頸がん体験‐術後の話‐

お久ぶりですヤマイママこと宇佐文伽(うさみー)です。

 

今回は、子宮頸がん円錐切除術の退院から次の検診までの術後のお話です。

 

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これまでの検診~手術までのお話はこちら

yamai.hatenadiary.jp

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子宮頸がん手術翌日から退院まで

入院3日目。 麻酔もきれていたので、足のマッサージの機械と尿管の違和感で落ち着かず、ほとんど寝れずでした。夜中に一度点滴が詰まって「ピーピー」と機械音が鳴り響いてドキドキしました。

血液の逆流で詰まったようで。薬を注入されて無事に点滴再開。ホッ

朝の検温、血圧は異常なし。ベットを起こす事ができるようになったので、起こしてベットのまま歯磨きをさせてもいました。なんだか不思議な気分。

 

7時30分位に朝食。少し頭痛を感じ始めます。ゆっくり食べていると、看護師さんが「担当医の外来の前に止血のガーゼを抜きます」と声がかかりました。 足のマッサージの機械と尿管を外してもらい、歩いて処置室まで行く事に。尿管を外すのが少し怖かったのですが、痛みもそんなになくすぐに抜けたのでホッしました。

 

そして術後初めて立ち上がります。まだフラフラ。そして酷い頭痛が襲ってきました。

 

術後の処置について

 

何とか処置室に到着。肌寒い診察台に座って待機…内心「先生早く来てー」と願っていました。

 

先生が来て、ガーゼを抜きつつ出血のチェック。ガーゼを抜くのがなかなかの大変でした。出血もほとんどないので、乾いたガーゼをガサゴソ出される感じです。

 

ちょっと苦痛だったのですが、主治医のくしゃみが止まらなくなるというハプニングで、笑ってるうちに全部取れました。先生のおちゃめな所に救われました(笑)

 

出血がほとんど無かった事に驚きました。レーザーで焼き切っているので、火傷のような状態になり、透明の黄色っぽい液体が出てる状態でいつもよりさらさらしたおりものや、出血があると思うので驚かないでねとの事でした。

 

術後の経過も良く、退院の許可もでたのですが、とにかく頭痛が凄くて病室に帰るのもやっと…。朝食の途中だったのもどうでも良いくらい酷い頭痛。コレにはホントまいりました。

 

点滴の管も外して貰い、着替えも済ませて主人に迎えに来て貰います。 退院後の生活の説明に看護師さんがきました。

術後の注意事項

・入浴は主治医の許可が出るまで避ける。

・夫婦生活も主治医の許可が出るまで避ける

・生理2日目以上の出血が続く時は病院に電話する。

・頭痛がでるひともいるので仕事は3日くらい休んだ方が良い。

・出血があるので、貧血ぎみの人は鉄分の多い食事を心がける。 こんな感じの説明の用紙と二週間後の予約表をもらいました。

 

無事に退院!?頭痛との戦いの始まり

お昼前に主人と母と息子も一緒に迎えに来てくれたので、とにかく頭痛が酷くて動けないので母に片付けてもらい、車イスで出口までお会計窓口まで連れて行ってもらいました。

 

結構お金かかるのかな?と思ったら、意外と少なくてビックリしました。高額医療費制度の用紙も準備していましたが、必要ありませんでした。

 

しばらくは安静にした方がよいだろうって事で、実家に帰りました。術後の痛みは無いのにひたすら頭痛…。寝てるとまだましで起き上がるともうガンガンして動けない感じでした。

 

調べてみると、脊椎麻酔の影響っぽくて薬も聞かないので、水分をたくさんとって寝てるしか無いという事でした。

 

結局頭痛が治るのに1週間…長い戦いでした

 

酷い頭痛は、ましになったのが3日後。治ったのは退院から6日後くらいでした。起き上がれないので、ご飯もベットで食べてました。

 

出血は退院の翌日は少し。2日後に増えたのですが、生理予定もあったので生理かな?と思いました。でも翌日も出血は増えないし。少しずつずっと出血みたいな感じでした。

 

退院して4日間は実家にいましたが、旦那さんのお休みに家に帰りました。退院から一週間は頭痛もあったので家事もサボり気味にゆっくり過ごしました。

 

頭痛は個人差があるみたいで、嫌だから全身麻酔にしてもらう人もいるそうです。私もこの手術の後にも麻酔することがあったのですが、その時は脊椎麻酔と悩みましたが、全身麻酔にしてもらいました。

 

子宮頸がん 退院から2週間後の検診

退院後2週間の受診は病理検査結果の事もあったので、主人も一緒に来てもらいました。

 

術後の経過の話や、出血が少し増えた後にダラダラ続いてる事を話したので、内診で見てもらって「子宮内の層が薄くなっているので生理がきたんでしょう」とのことでした。

 

術後の傷跡の回復も順調との事で内診は終了。

 

個室で病理検査の結果を聞きます。もう何度か言ってますが、細胞診クラスⅣで、コルポ(細胞診)では癌は見つからずでしたが

 

結果は“0期の上皮内癌”でした。

 

切除部分に癌は見つからず、取りきれているという事だったので本当に早めに手術して良かったと思いました。

 

後は、出血が止まったら入浴や子作りも可能などの許可をいただきました。

 

術後のスケジュールについて

 

術後は、3ヵ月後に子宮頸がん検診を受けます。2回くらい3ヵ月おきに受診して、あとは半年に1回になりました。最近は普通になって1年に1回くらいで行っています。

 

以上が退院の日から術後の話でした。

私の場合、発見が早かったので手術もスムーズでしたし、術後の妊娠でも子宮口が短くなったことで入り口を縛る手術をしたりはしませんでした。しなかったというか…できなかったのですが…全前置胎盤だったので(これはまた別のお話で(汗))

 

何よりも早期発見が1番ですので、みなさんも年に1回…少なくても2年に1回は検診を受けて欲しいなと切に願います。

 

今日も長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

次回のヤマイ歴記事は、この子宮頸がん手術の後、なかなか2人目を授かる事ができなかったお話でも書こうと思います。

 

ではまた!次回もよろしくお願いします(^^)